2026年7月12日神学校週間礼拝「人を生かす大地」

創世記3章17~19節、8章21節~9章7節

3:17 神はアダムに向かって言われた。「お前は女の声に従い/取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。
3:18 お前に対して/土は茨とあざみを生えいでさせる/野の草を食べようとするお前に。
3:19 お前は顔に汗を流してパンを得る/土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」

8:21 主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。
8:22 地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」
9:1 神はノアと彼の息子たちを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちよ。
9:2 地のすべての獣と空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと海のすべての魚と共に、あなたたちの前に恐れおののき、あなたたちの手にゆだねられる。
9:3 動いている命あるものは、すべてあなたたちの食糧とするがよい。わたしはこれらすべてのものを、青草と同じようにあなたたちに与える。
9:4 ただし、肉は命である血を含んだまま食べてはならない。
9:5 また、あなたたちの命である血が流された場合、わたしは賠償を要求する。いかなる獣からも要求する。人間どうしの血については、人間から人間の命を賠償として要求する。
9:6 人の血を流す者は/人によって自分の血を流される。人は神にかたどって造られたからだ。
9:7 あなたたちは産めよ、増えよ/地に群がり、地に増えよ。」
『聖書 新共同訳』©︎1987,1988共同訳聖書実行委員会 日本聖書協会

 大分教会の皆様、本日は皆様とご一緒に礼拝に与る恵みを感謝します。数年前に同じようにお招き頂いて奉仕の機会を頂きました。またここに来ることができたことを本当に嬉しく思います。日頃より神学校への献金、またお祈りを感謝いたします。数年前には、私がバプテスマを受ける決心をしたこと、また、神学校に行くことを決めた時のことなどをお話しさせて頂きました。ここではまた違った角度からお話しできればと思います。一言で言うならば私の信仰の源流についてです。
 私は4代目キリスト者です。私の曽祖母長尾アキは、福岡バプテスト教会でバプテスマを受けました。当時は小さなタバコ屋さんを西新商店街で営んでいたそうです。宣教師から福音を知らされ、教会へ行くようになった曽祖母はやがて教会のメンバーとして定着し、当時はとても生活が苦しく貧しかった神学生によくご飯をあげていたそうです。その後子どもが産まれ、その中の一人が祖母と結婚します。奇しくも祖母もキリスト者で、福岡で幼児教育を学んでいましたがその関係でキリスト者でした。祖父の方は教会には離れましたが、熱心な祖母に引っ張られる形でまた行くようになりました。やがてまた子どもが産まれ、その中の一人が牧師になるために神学校に行き、そこで結婚相手を見つけました。牧師として働く間に私が産まれ、今に至ります。こうしてみると4代目から純粋に教会に行き続けた家系というわけでもないのですが、確かに曽祖母から続く信仰の流れは私まで行き着いているなと今は感じています。長い時間をかけて、祈られ、祈り合いながら信仰は育まれていくものなのだと思います。私という一人の人間は確かにイエス・キリストとこの人生で出会い、キリスト者として生きる決心をした。ただその背後には多くの人の祈りと励ましがあったことも忘れたくないと思います。私たちは私たちのことを最も愛してくださる方に祈られているからこそ、働き手として立っていけるのです。
 「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」ルカ22:32
長尾基詩

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